マシュマロリバーでの出来事です。
今日は、徹底的に2つのルールを守ってもらうことにしました。
- とっても寂しがり屋なので、常に誰かが触っていてほしい
- とっても傷つきやすいので、優しく扱ってほしい
この2つが、マシュリバを行う上での、絶対ルールです。
活動をスタートして、最初の20分での子ども達の発言はこんな感じです。
・意地悪! 厳しすぎるよ!
・なんで! なんで取られたの? 意味わかんないよ!
・これだけの枚数じゃぁ 活動できません! などなど
どんなに文句を言われようが、頑として譲らず、ルールーは厳しいままです。
しばらくすると、子ども達の発言が変わり始めます。
・「早くリスタートしよう!」
・近くのクラスメイトとアイデアを伝え合う
・お互いで声を掛け合うようになります
・つま先立ちで、マットに乗っている
・飽きて活動から離れてしまう生徒はいない
・全員が活動に集中するようになっている
・マット1枚を回収するだけで、歓声が上がる
ここでタイムアップ。進捗率40%ぐらいで活動終了となりました。
あれだけ厳しいルールで、反抗的な態度だったなのに
「え~もうちょっとやりたい!」
「時間があれば、絶対達成できたのに!」
終わってみれば、楽しかった!と友だち同士で話し始める。
当たり前のことだけど、人は1人で生きられない。
一緒に生活する中では、ルールがあります。
日本でいえば、お天道様が見ているよ。 公序良俗 倫理 道徳
外国でいえば、宗教、教会
学校でいえば、校則でしょう。
最低限のルールを守るから、みんなと一緒にいられるのです。
ルールを守るから、みんなと楽しくやっていけるのです。
自由があっても、孤独ならば、つまらない人生です。
ルールーの中に、自由があるのです。
守れない人は、信用されないので、孤独になります。
監視されます。管理されます。
自由はありません。
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