
子どもが学校の中で問題を起こす。
1度目なら、何とか冷静に許すことができます。
では、もう1度起こしたら、耐えられますか?
私は、耐えられなかったですね。
涙を流しながら、怒鳴ったし、思わず叩いてしまいました。
一叩いてしまうと、怒るたびに叩きたくなる衝動に襲われます。
だから、叩くことはいけないんです。
叩くことで、親の気持ちが一時的に救われます。
だから、次も叩くことで救われたいと思うのでしょう。
叩くのは、しつけ? 違います。調教です。
この苦しみから救ってくれたのが、校長先生からの言葉でした。
「子どもを怒鳴り、叩くと、家に戻ってこなくなりますよ」
ハッと気づかされました。 そうだよな、そうだよ。
親の言葉は、子ども達にとって、とても強い力を持っています。
親に生活のすべてを面倒見てもらっているのです。
「出ていけ!」と言われても、どうしていいかわからないのです。
怒鳴られることから逃げるためなら、ウソもつきます。
家では、お利口さんの振りもします。
子育てとは、子どもを世の中に送り出すことです。
思いやりの心で、世の中に貢献できるように送り出すことです。
見守ることは、子どもの非を引き受けることです。
これはとても苦しいことです。
PTAや保護者会に行くのも、怖くて不安になるもです。
それでも、見守り続けないとだめなのです。
母親には、とても苦しい修行です。
おとうさん あなたは子どもを見守っていますか?
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