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高校生の場合

ここ数年の高校プログラムで感じたことをまとめてみした。

 

男子は明るく元気で楽しい運動部系と、静かで内向的なインドア派にはっきり分かれます。

両者の交流は活動中も心はバラバラ、1つになってまとまる感じはありません。

男子だけで活動しても、うまくまとまって活動することができません。

 

女子は完全に、3人組のグループに分かれてしまいます。

ただ女子はさすがに協調性があるので、女子だけ楽しく活動することができます。

お昼休みは、3人組からはみ出ている子がいないか確認することが大事です。

 

 

高校生に本気で活動に取り組んで欲しいと思うなら、熱い想いをしっかり伝えることが大切です。

  • なぜ、PAをやるのか? その目的は?
  • なぜ、このゲームをやるのか?
  • このゲームで伝えたい、気づいてほしいことは何ですか?

 

自分の体験を織り交ぜて熱い想いを伝えないと何も伝わりません。

 

彼らの目の前にいる大人が、どんな大人なのかを伝える方法は情熱しかありません。

私はこんな風に彼らに伝えています。 

 

 

私は中学・高校とサッカー部でゴールキーパーをしていました。

  • 相手選手の足元に飛び込み、前歯を折りました。
  • コーナーキックの時には、接触プレーで頭を打ち、脳震盪をやりました。
  • 相手のシュートを顔面で止めて、目に当たり、目が1週間見えませんでした。

それでも練習も試合も恐れることなく、足元に飛び込んでいけました。

 

その理由は、みんなが「ナイスキーパー!」と抱き着いて喜んでくれたからです。

 

「サンキュー 助かった!」と感謝されたからです。

 

 

 

仲間から感謝される、自分のプレーを仲間から認められる、とすごくうれしかった。

 

すると、勇気とエネルギーが湧いてきて、もう一度チャレンジしようと思いました。

 

もっとチームのために頑張ろうと思うと、自然と自主練を始めていました。

 

 つまり、自分のプレーに責任を持つようになっていました。

 

私は体のバネを鍛えるため、高校3年間は踵を上げたまま学校生活を送りました。

 

いつしか、私はサッカーのお陰で自信が持てるようになっていました。

 

今でも仲間から抱き着かれたこと、ベンチで後輩が歓喜している場面を覚えています。

ベンチで監督やコーチも喜んでいたのでしょうが、記憶にはありません。

一緒に戦った仲間から認められることに、意味があります。

 

今日の活動は、とても難易度を高くしてみます。

理由は、思わず「ありがとう」と言ってしまうほど、助けられたと実感してほしいからです。

難しさに、パッと手が出るほどに助け合う時間を過ごしてほしいからです。

 

私や先生が「ナイスプレー」と君たちを褒めても意味はないのです。

君たち同士がお互いに感謝しあうことが、何よりも大切なのです。

 

この時とてもうれし気持ちで、君たちの内側からはエネルギーが湧きだしてきます。

これが「自主性」と言われる状態です。

 

自主的に行動できた時、どんな気持ちになっているか?

その気持ちを体感して、忘れないでいて欲しい。

 

「自主性」の気持ち良さを忘れないで欲しい。