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男子大学生の難しさ

愛知の大学が学生50人程で、PA研修に来ました。

彼らは大学の授業とは別に、公務員になるコースを選択している学生です。

学生同士は、今日の研修のために、初めて出会ったメンバーでした。

 

始める前に彼らに伝えたのは、私が考える今日の研修の目的です。

私自身が今日の1日をどうとらえているか?

みんなにとって、どんな1日であってほしいと考えているか?

その思い、私自身の今日の目標とも言えます。

 

3年後の公務員試験には、メンバー全員で必ず合格する!

そのためには、メンバーはお互いを励ましあい、助け合う

今日は、そのきっかけづくりの1日です。

 

 

今日初めて会ったメンバーなので、アイスブレークを長めにやりました。

じゃんけんすごろく、手つなぎ鬼で走り回り、前後左右と

握手、手つなぎと、少しづつゲームの中で、身体距離を近づけます。

 

1つ目のゲームは、ムカデ歩き

2つ目は、マシュマロリバー

 

どちらも身体接触、みんなで息を揃える、体を支え合う、という活動です。

 

初めて会ったメンバーでは、男子は特に居場所を作れないままになります。

女性の「輪を作る力」に助けてもらい、距離を縮めていきます。

ここまでは、男子にとっては比較的取り組みやすい活動です。

 

その理由は、話し合う必要が無いからです。

 

作戦タイムで話し合うのは、とても勇気がいる活動です。

聞いてもらえるか?、自分の意見は正解なのか?、

こんなことが頭によぎるので、なかなか自分の意見は言えません。

 

男性は、その場の雰囲気よりも、行動する目的を求めます。

ひと言も話をしなくても、何か体を動かせていれば、安心できます。

 

そして3つのゲーム、最後の活動になります。

 

ここでは、作戦タイムを繰り返し、1個でも多くの成果を出す課題です。

1人1本、30㎝の半割パイプを持ち、流しそうめん式に、ビー玉を運ぶゲームです。

3分の作戦タイムで、3分のトライ、これを4回繰り返します。

 

1回目 3個、 2回目 5個、 3回目 42個、 4回目 46個

 

1回目は私が作戦タイムのとりまとめをやりました。

良かった部分、まずかった部分、改善したい部分、に分けて進めていきました。

2回目からは、学生が自分たちで作戦タイムを進行します。

 

3分間の活動で、運べる回数は5回であることがポイントです。

1度に運ぶ個数が1個なら5個しか成果が出ないことです。

 

そこから、一度に10個運ぶ作戦に切り替えました。

この瞬間からモチベーションが一気に盛り上がります

無茶に思えるけど、ワクワクする遊び心のある挑戦、達成できそうな予感

 

この瞬間から、全員が輪になって話し合い、笑顔で、やる気に満ち溢れています。

 

チームが変わった瞬間をみんなが実感できました。

 

 

今日一日を振りかえって思うことは、「ほんとうに、みんな よくがんばったね」です。

 

おそらく高校までは、同じクラスでも仲の良い仲間は、5人ぐらい。

とても小さな交流の中で過ごしてきたのでしょう。

それが大学になり、いきなり大海原に放り出されたみたいなもので、

自分の居場所作りに苦労して、やっと夏休み。

そしたら、また初めて出会った仲間と1泊二日の研修です。

 

世の中に出るということは、大海原を1人で漕ぎ出すこと。

自分の未来への地図はもっていますか?

今自分は、その地図のどこにいますか? 現在地がわかる?

 

こんなことの準備が大学生なのだと思います。

 

私が望むことは、みんなが、公務員合格という宝の箱を目指して努力すること。

そして、同じ地図をのぞき込み、ワイワイ言いながら航海することを応援しています。