「自由だから何をしてもOKだ!」ではありません。そもそも、自由はルールの中にあるのです。ルールを守るから自由なのです。

 

私達のプログラムでは、生徒は必ずグランドルールを守ることを約束してもらいます。大切なことは、活動の前であることです。

 

ルールの趣旨は「今日1日、お互いが安心できる雰囲気をみんなでつくりましょう」という約束です。

 

ところが生徒からしたら、具体的にどうすればいいのか、分かりづらい。そこで「5つの約束」という行動目標に置き換えました。

 

 

 

本気で

ハラハラ・ドキドキする冒険ですから本気で取り組まないと、達成できません。それぐらいの難易度があるからこそ、TVゲームに負けない実写版の冒険の世界に入り込めます。

 

 

みんなで

みんなでやることで、お互いの個性を持ち寄って助け合って欲しい。

勉強も運動神経も関係ありません。

チームのために貢献する。

 

何より、達成した瞬間、大歓声を上げてハイタッチで盛り上がった時、心から幸せだと実感できます。

 

 

安全に

今日、家に帰って、家族のみんなに今日の出来事を笑顔でいっぱい話すためにも、みんなが体も心も怪我することが無いように心がけて下さい。

 

 

話す  聴く

学校で楽しかったことがあると、子どもは「ママ、聞いて!聞いて!」と興奮して喋りまくります。楽しい、やる気にあふれ、ワクワクしている時、誰でも自分の気持ちや考えを伝えたくてたまらなくなります。

 

そんな自分を受け止めて、手を止め、体を向け、話を聴いてもらえる。人は面と向かって聴いてくれる相手に信頼を寄せます。

 

相手の心に寄り添って、聴くことが信頼を生み、信頼は感謝の心を育てます。

 

                                                                                                        

 

約束したと言っても、大人だってそんな簡単に守れません。あくまでも行動目標です。こんなチームの状況の時には、生徒達に介入します。

  • 活動が停滞している 
  • 作戦会議が機能しない 
  • 他人まかせになっている 
  • 考える時間が多い 

私達はグランドルールを意識させ、チームのカンフル剤として「自分の行動を内省する」ことで、より多くのことを学べる空間を作ります。

 

具体的な使い方は、こんな言葉を生徒たちに投げかけています。

 

  • 「それって、みんなと一緒にやっていると言えますか?」 
  • 「ちょっと待って、大丈夫、それって安全ですか?」 
  • 「みんな! ほら、彼女が言ってるよ、話を聴こうよ!」 

 

投げかけられることで、自然とルールに意識が向きます。どんな生徒でも内省する力はあります。