生徒が自発的に作った学級のルール

私たちのプログラムは、ワクワク・ドキドキする冒険で生徒の心を開きます。すると、仲間のアドバイスが心に響くようになります。

 

心が自由になると、活動中に学びや気づきが湧いてきます。この瞬間を逃さないために、私たちは「ふり返り」を大事にします。

 

アドベンチャープログラムの活動目的は「もっといっしょにいたいと思える理想の学級作り」です。

 

この目的に対して、活動中に感じたヒントをまとめたものが、写真の「ビーイング」です。

 

手形で囲まれた内側のスペースにはプラスの内容を書き出します。

  • 声を掛け合う
  • 友だちを信じる
  • 笑顔で頑張る
  • 話をよく聞く
外側はマイナスの内容です。
  • 悪口を言う
  • 怒る
  • 無視する
  • 「無理、できない!」
活動中に達成すれば大歓声が上がり、失敗して意気消沈する時もあります。成功だけでなく失敗体験からも多くのことを学べます。
  • 失敗した原因を考えてみよう
  • どうすると、チームの状態は良くなりますか
  • チームのために、自分ができることはありますか
  • 「やめて欲しい!」ことはありますか

ビーイング書き出したのは、生徒自身です。「冒険活動」で感じた「理想の学級づくり」に役立つ気づき・学びを書き出したものです。

 

ビーイングは生徒自身が作ったルールですが、守るのは大人だって大変ですから、生徒同士が口喧嘩がする時もあるでしょう。

 

口喧嘩が起きたその時こそ「心を育てる」チャンスです。

 

当事者を叱るのではなく、誰にでも起こりうるトラブルであり、学級全員で当事者の気持ちになって考え、話し合う機会にします。

 

今起きたことは、手形の外側にある「怒る」です。この「怒る」を手形の内側にある「笑顔」にするために「自分には何ができますか」について考え話し合います。

 

ビーイングの効果は2つあります。

 

1つ目は「生徒自身で作った学級のルール」なので、生徒が自発的に守ろうとします。結果、「心が安心な学級」維持することができます。

 

2つ目は生徒自身が体験した学びを書き出しているので、学級の問題を考える時には、「心を育てる教材」として活用することができます。

 

ビーイングの通りになったら、「いじめ」は無くなります。